声が聞こえてきた

レッスンの終わりに中学生のAくんが、ボソッと

 

「テストの時、先生の声が聞こえてきた」

 

???

一瞬なにのことか分からず、でも、せっかく話してくれているので理解したくて、

 

 

Yuki「先生って?私?」

Aくん「うん」

Yuki「なんて声?」

Aくん「いつも言ってるやつ」

Yuki「落ち着いたら、Aくんなら絶対出来るって?」

Aくん「うん。社会のテストで頭が真っ白になった時に声が聞こえてきて、思い出せた」

 

ホントに?!本当に?!ほんとうに?!

テストの時に思い出してくれたん?

嬉しいーーーーー。涙でそうなぐらい、嬉しい( ;∀;)

しかも、英語だけでなく、他の教科でも役に立てたんだね(*^^)v

 

Aくんは器用なタイプではなく、時間をかけて積み重ねるタイプです。

問題を目の前にすると、焦りだし普段なら出来ることが出来なくなったりします。

「あれっ?今焦ってない?

書ける文なのに、”これは難しい。できない”って自分に言い聞かせてない?

落ち着いてみ。

Aくんやったら、絶対できるから」

という話を何度もしてきました。

 

それが、伝わっていたと分かって嬉しい。

 

子ども達に伝えたいことは沢山あるけれど、あれこれ言っても伝わるのはごく一部。それを肝に銘じて、これからも的を絞ってシンプルに同じことを何度も伝えていきたいと改めて思いました。

 

そうすれば、きっと通じる!